デジタル化が進む世の中ですが、私はまだまだ手紙やハガキなどの通信手段を使うこともあるので、郵便局に行く機会もまだあるのですが、そこで必ずチェックするのが特殊(デザイン)切手です。季節ごとのもの、イベント限定品、キャラクターものなどなど種類も多く割と頻繁に新しいものが発売されます。
小さな面積に詰め込まれたデザインを見るのはとても楽しいです。シート単位になっているものもあって、それぞれの楽しみ方があります。ちなみに、日本にいる切手デザイナーはわずか7人だとか!?
日本の切手もとても素敵なのですが、デザイン切手(スタンプ)の登場は1904年のデンマーク。郵便局員のEinar Holbøll(エイナー・ホルブル)さんのアイデアから始まりました。クリスマスカードに貼るシールを素敵なデザインのものにして、その収益を結核で苦しむ子供たちのための療養所の資金にしようというものでした。それ以来、今でもクリスマスシールは毎年発売されていて、デンマークから北欧、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアにも広まり、今では80カ国以上が参加する大規模な活動になっているようです。