前回のブログで「笑顔の伝染」について書いたのですが、他にも伝染するものがあったな、と思ったので今日はそれについてです。
人類のDNAに深く刻み込まれている文化、歌と踊りです。地域、年代問わず文化の中心を形成しているものは、いつだって歌と踊り。人によっては歌と踊りだけあれば他にはいらない、とさえ言われている人類にとって不可欠な行為、というより衝動ですかね。
遡ること石器時代。宗教が生まれる前の時代ではアニミズム(生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方)が信仰されていて、神への祈りや願いが起源と言われています。日本だけでなく、他の文化や宗教でも自然発生的に祈りの行為として歌と踊りが生まれたことは、やはり人類にとって必然だったように思います。