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books•Design•Travels

ブルーノ・タウト「熱海の家」- 1 –

Bruno Taut
2018-05-02 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

熱海と言えば温泉が有名だと思いますが、最近は建築好きにも注目されています。
私も先日、MOA美術館と旧日向別邸(別名がブルーノ・タウト「熱海の家」)に行ってきたのでご紹介。

まずはブルーノ・タウトという人ですが、ドイツ生まれの建築家で表現主義にカテゴライズされ、前衛的な建築家としてベルリンで活躍。劣悪な環境に住んでいた労働者のために素敵な集合住宅を設計したりもして、都市計画家としての側面もありました。ちなみに彼が設計した集合住宅は今でも住むことができて、空きが出てもすぐに埋まってしまうほど人気物件なんだそう。

Bruno Taut

ベルリンから、ソ連に渡りますが数年でドイツに戻ってきます。折しも時代はナチが台頭していて迫害を逃れるためタウトはスイスに向かいます。その後、トルコやヨーロッパの国を経て、日本インターナショナル建築会からの招待で日本へ到着。ジャポニズム全盛期だったヨーロッパで育ったため、子供の頃から日本への憧れがあったこともあり念願達成だったのかな。

1930年、福井県敦賀市に到着した翌日に京都へ向かい、運命の出会いを果たします。タウトに大きな影響を与えることになる「桂離宮」と出会ったのです。「泣きたくなるほど美しい」と形容した桂離宮。そこには彼の理想が全てつまっていたんだそう。桂離宮についての本を書いた初の人で、世界へその素晴らしさを発信した人なのです。私も桂離宮については思うことがたくさんあるので、また別の機会に。

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Culture•Design

デンマークのクリスマスシール

2018-05-01 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

デジタル化が進む世の中ですが、私はまだまだ手紙やハガキなどの通信手段を使うこともあるので、郵便局に行く機会もまだあるのですが、そこで必ずチェックするのが特殊(デザイン)切手です。季節ごとのもの、イベント限定品、キャラクターものなどなど種類も多く割と頻繁に新しいものが発売されます。

小さな面積に詰め込まれたデザインを見るのはとても楽しいです。シート単位になっているものもあって、それぞれの楽しみ方があります。ちなみに、日本にいる切手デザイナーはわずか7人だとか!?

日本の切手もとても素敵なのですが、デザイン切手(スタンプ)の登場は1904年のデンマーク。郵便局員のEinar Holbøll(エイナー・ホルブル)さんのアイデアから始まりました。クリスマスカードに貼るシールを素敵なデザインのものにして、その収益を結核で苦しむ子供たちのための療養所の資金にしようというものでした。それ以来、今でもクリスマスシールは毎年発売されていて、デンマークから北欧、ヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアにも広まり、今では80カ国以上が参加する大規模な活動になっているようです。

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Art•books•Culture•Japan

着物を着るということ

koto
2018-04-30 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

以前から年に一度くらいは着物を着るようにしていたのですが、やはり自分で着ることは難しいのでいつも着せてもらっていました。ですが一念発起して、いよいよ自分でも着れるようになりたいと思い、着付け教室に通い始めました。

・自分で綺麗に着れるようになりたい
・所作を身に付けたい
・着物について学びたい(歴史、文化的背景、柄、色、種類など)

ただ「着る」ことならば練習を重ねればできるようになるのですが、それ以上に情緒的な学びが多くてとても楽しいです。中でも一番衝撃だったのが先生の着物を着る心意気。

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books•Culture•Japan

四季と二十四節気と七十二候

4 / 24 / 72 seasons
2018-04-28 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

今日は季節のお話です。

樹々のあおが一層濃くなり、初夏の陽気になってきましたね、なんて挨拶が似合う季節になってきました。こんな風に挨拶に季節のことを話すのは日本人特有の表現なんだとか。それほどまでに自然を身近に感じて、生活に取り入れてきた文化をもう少し掘り下げてみようと思います。

地球が太陽を一周する時間を4つに分けたのが「四季」、そして24個に分けたのが「二十四節気」、更に72個に分けたのが「七十二候」と、小さな季節の移ろいを感じ取り、こんなにも細かく分けて自然に寄り添い、また知恵として生活に取り入れてきました。

=====================================

《春》
【立春】
初候 – 東風解凍(こちこおりをとく)
次候 – 黄鶯睍睆(うぐいすなく)
末候 – 魚上氷(うおこおりをいずる)

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Culture•Design•thoughts

朝のリレー

morning
2018-04-27 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

今日のブログタイトルは、すぐに分かる人は同じ年代なんだと思いますが、言わずと知れた日本を代表する詩人、翻訳家、絵本作家、脚本家である谷川俊太郎さんの、これまた有名な詩のタイトルです。

「朝のリレー」
カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ

私は小学校での国語の教科書で初めて知り、その優しい文体と異国の情景が思い浮かぶような表現がとても印象的で心に残っていました。地球儀をみながら妄想にふけってニヤニヤしていた子供時代を思い出します。それから、コーヒーのCMで使われたこともあるので、知っている人も多いと思います。

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Design•thoughts

デザイナーとして、デザイナーについて思うこと

2018-04-25 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

私は15年以上、グラフィック&デジタルデザインの仕事をしていますが、今も変わらずデザインすることが大好きです。

一般的に「デザイン」というと、主に視覚的なもの(表層的な装飾)をつくる行為のことと思われがちですが、本来の意味は、計画、企画、設計、構想、仕組み、構造といった幅広い行為まで含まれます。

実際のお仕事でも7〜8割は「調べる・考える」ことに時間は費やされ、後の2〜3割がMacで実際に「目に見えるものとして形づくる」作業に当てられます。(こっちの方がデザイナーの仕事と思っている人が多いのかなと思います)。

なので、多くの時間を割いている「調べる・考える」ために本屋さんに行ったり、美術館に行ったり、必要があれば旅に出たり、散歩をすることだって立派な「お仕事」なんだとすら思います。常に頭の中には「お題」があって、色々なものを見聞きし、体験している中で「よし!これでいける」と方向性が決まるような感じです。

なのでよくお客さんから「私にはデザインセンスないから」と言われることがあるのですが、天から降りてくる意味不明なアイデアというより、普段から色々な情報を取り入れて課題に見合った答えを的確に提案する、といった情報の選択みたいな側面も大いにあると思います。

これがベスト!と選び取るセンスという意味のセンスは必要だと思いますが、感覚的な才能よりももっと理論的で実践的。結構な時間を費やして表層下で働いているのです。言わないけれど。

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thoughts

You See A and I See B

You see a and I see b
2018-04-12 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

私たちが生きるこの世界はいつだってニュートラル。

自然も動物も植物もそして人間も、そのままに、ただ在る。

 

そして、自分が見えている世界が真実で、たったひとつのものだと信じ、他の人も同じように見えていると思う。

でも、見ている人の数だけこの世界は存在します。

「同じ」を共感することも楽しいけれど、「違い」を知ることってとても豊かな経験だと思います。

 

私はこの世界をこう見るけれど、あなたはどう見る?へぇ、そう見ているんだね。面白いね!

そんな風に「違い」を共有して他の人の世界を知ることで、世界が何倍にも広がり、生活に何かプラスになるようなブログにしていきたいと思います。

 

You See A and I See B.

 

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Today’s “Season”

四季
秋
---
二十四節気
霜降
---
七十二候
(10/28 - 11/1頃)
霎時施
(こさめときどきふる)

「四季と二十四節気と七十二候」を見る

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ゆうこ
東京在住のグラフィック&デジタルデザイナー。
ものづくり、文化芸術、旅、そしてたまに宇宙についてのブログです。
私の視点を通して、この豊かな世界を紹介していきたいと思います。
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