歌うお坊さん

先日、奈良・京都に行ってきたのですが、奈良では薬師寺、東大寺、春日大社、興福寺、そして天河神社に行きました。

薬師寺で見学をしていた所、「お写経道場」の看板が目につきました。予約なしでも大丈夫、とのことで好奇心の赴くままに道場で体験してきましたよ。

以前から写経に興味はあったのですが、思わぬ旅先で体験することができました!

  1. 氏名住所を記入して、料金を払う(般若心経は2,000円/1巻)
  2. 道場に案内してもらう
  3. 輪袈裟をかけてもらう(首に掛ける袈裟の一種)
  4. 丁子を口に含む(香辛料みたいなもの)
  5. 席につく
  6. 墨をする
  7. 2枚重ねになっている半紙にお経を写していく
  8. 最後にお願い事、住所氏名を書く
  9. 提出

一連の流れはこんな感じなのですが、何せ数十年ぶりに筆を持ちました。墨の付け加減、力の入れ方、筆の持ち方など、忘れていた感覚を必死で取り戻そうとしたのですが、なかなか上手に書くことができず、自分の字に驚愕しました。。

ですが、一生懸命に一文字一文字書いていくと気持ちも落ち着いて楽しかったです。静かなお寺の中で集中して文字を書く、というのはいいものですね。

さて、般若心経つながりということで、偶然見つけた動画が衝撃的だったのでご紹介します。
「歌うお坊さん」が般若心経を歌っています。

こうしたコーラスありで、音楽にのせたものを聞いてみるとより耳心地がいいですね。
以前より、お経には癒しの効果があるんじゃないかな?とは思っていたのですが、やはり!だってお経を聞くと眠くなるのは、あまりにも気持ちよすぎて癒されているから。

ちなみに個人的には、最後の方の「ぎゃーてい ぎゃーてい はらぎゃーてーい はらそうぎゃーてーい」の音が好きです。

このお坊さんは「キッサコ」というユニットで活動されているようです。グループ名は仏教用語の「喫茶去」(「お茶でものみながらごゆっくりと」の意味)に由来。

反響が大きかったのか、ついにミュージックビデオも作っちゃいました。こっちの方が音がいい。

托鉢バージョン

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Written by youseeaandiseeb
東京在住のグラフィック&デジタルデザイナー。 ものづくり、文化芸術、旅、そしてたまに宇宙についてのブログです。 私の視点を通して、この豊かな世界を紹介していきたいと思います。英語でも書いてます。