Khadi インドの明日をつむぐ – 1 –
Khadi インドの明日をつむぐ – 2 –
と、2回に渡って紹介してきた、21_21 DESIGN SIGHTで展示されている「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh –」展ですが、内容も、展示方法もどれも素晴らしかったのですが、中でも私が一番心を奪われたのが、プロデューサー兼キュレーターのシンさんの以下の言葉。
この世には無限の白が存在する
ジャスミンの花びらの白
海泡の白
8月の月の白
ホラ貝の白
雨を降らせたあとの雲の白
一枚一枚違う表情を持つ手作りのカディ。白は白でも繊細に違いをそれぞれ表現している綺麗な布。そんな無数の白が存在するカディをイメージしたとても素敵なことばで、それぞれの白の美しさを想像するととても優しい気持ちになります。なぜ私が心を奪われたかと言うと、「白」なんです。