Doing より Being
「ベートーヴェン交響曲第5番」「音になりたい」のブログを書いていて思い出したことがあるので、今日はそのことについてです。
優れた芸術家やトップアスリートの人たちは、それぞれの行為に没入することで異次元に達し、素晴らしい成果を出すと言われていますが、自己をその行為と同一化させることにより成果がついてくるのだと。ゾーンに入った時は記憶はなく、ただただ行為そのものになっている状態。自分が何か行為をしている(Do)という意識さえなくなってしまう、同一化すること(Be)。
これは、何も特別な人だけの体験ではなく、無我夢中になっていれば誰だってBe状態にあるんだと思います。散歩しているとき、掃除しているとき、お料理を作っているとき、編み物をしているとき、ジョギングしているとき、こうした日常の行為でも、心を今に集中させて無欲で思考が浮かばない状態。とても感覚が研ぎ澄まされていて、心地く平和で満たされている感じ。
成果や結果が出ればなおよしですが、人生とはその過程を楽しむことにあり、とするならば、ずっとBeにいられればそれでいいじゃないか、と思ってみたりもします。英語で「今」はPresent(プレゼント)とも表現することだし。どうでしょうか?
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