今日は、意図せず長くなってしまった前回の続きです。
絵本「おおきな木」の原文を読んでの読み方についてですね。
解釈が分かれる一文、”And tree was happy…. but not really”をどうみるか。
※ちなみに、英語版だとりんごの木のことを”She”と表現しているので、男性と女性が登場人物ということが明確になります
村上春樹さんの前に翻訳をしたのが、ほんだきいちろうさん。彼の訳だと
「きは それで うれしかった・・・だけど それは ほんとかな?」
そして、村上春樹さんの訳はこちら。
「それで木はしあわせに・・・なんてなれませんよね」
春樹さんは否定していますね木は幸せではなかったと。