「素敵な70代シリーズ」として、インゲヤード・ローマンさん(スウェーデンのデザイナー)、樹木希林さんを紹介してきました。
3人目の今回は、株式会社ドラフトの代表、宮田識さん。ドラフトは広告宣伝、販売促進の企画制作、CI、VIの企画制作、ブランドの開発を手がけるデザイン会社です。キリンの生茶、世界のキッチンから、ラコステ、モスバーガーなどが代表作。日本を代表するデザイン会社の社長さんのお話を聞く機会があり、とても勉強になったのでご紹介します。
「素敵な70代シリーズ」として、インゲヤード・ローマンさん(スウェーデンのデザイナー)、樹木希林さんを紹介してきました。
3人目の今回は、株式会社ドラフトの代表、宮田識さん。ドラフトは広告宣伝、販売促進の企画制作、CI、VIの企画制作、ブランドの開発を手がけるデザイン会社です。キリンの生茶、世界のキッチンから、ラコステ、モスバーガーなどが代表作。日本を代表するデザイン会社の社長さんのお話を聞く機会があり、とても勉強になったのでご紹介します。
私は縁あって、スウェーデンの会社や機関、団体とお仕事させて頂く機会が多くスウェーデンについて学ぶことが多いのですが、デザイナーとしてはやはりそのデザイン力の高さに注目してしまいます。前回は、スウェーデンのコーヒーブランド「Lemmel Kaffe」のことを紹介したので、続いて注目のスウェーデンブランドを2つ紹介します。
1つめは、クラフトビールブランド「オムニポロ(Omnipollo)」。コーヒーもスウェーデンや北欧を代表する飲料ですが、クラフトビールもおいしいのです。オムニポロは2011年に設立され、Rate Beer Top 100 Brewery in The World(世界のトップ100のブリュワリー)にも選ばれたそう。「人々のビールのイメージを根底から覆すこと」がビジョンのこのブランドはその味もさることながら、そのラベルデザインが最高にかっこいいです。「飲む」のではなく、「体験」をしてほしい、という彼らのメッセージは、デザイン含めその世界観と共に、スウェーデンはじめ、ヨーロッパ、北米、オーストラリアなど20カ国以上に広まっています。
近年よく聞かれる「ブランド」「ブランディング」という言葉ですが、グラフィックやウェブのデザインのお仕事をしていると、自ずとブランドのことを考えるようになります。会社や機関そのもののデザインの場合もあれば、商品やイベントのデザインの場合もあるのですが、やはり考えるのは「どうやったら上手にメッセージを伝えることができるか」。メッセージには、商品説明、企業メッセージ、企業やイベント情報といった直接的なものから、イメージ写真やイラストを使用した世界観を伝えるものまで多岐に渡ります。
そんな中、素敵なブランドに出会ったので今日はそのご紹介です。
スウェーデンのブランド「レンメルコーヒー(Lemmel Kaffe)」です。国民一人当たり、年間で800杯近くコーヒーを飲むという北欧の国々ではコーヒーはとても身近な飲み物。もはやスウェーデン文化の代名詞になっているフィーカ(Fika)ですが、コーヒーとシナモンロールと共に、家族や同僚と休憩時間をとることからもコーヒーは大切なものになっているんだと思います。