前回のブログで、ロスト・イン・トランスレーション(異文化をまるごと正しく移し替えるのは無理で、かならずなにかが失われてしまう)について書いたのですが、今日は映画「沈黙 -サイレンス-」を見たときに思った異文化への理解と信仰についてです。
原作は遠藤周作、監督はマーティン・スコセッシ。世界20カ国以上で翻訳され、スコセッシ監督が初めて原作を読んでから28年の時を経て、ようやく映画化されたという大作です。2時間40分なので観る方にも体力が必要ですが、相応の見応えがあると思います。
私は原作は読んでおらず、キリスト教についても詳しくはないので、原作を読んだりキリスト教についてもっと勉強をしたらまた感想が変わると思うのですが、色々な知識や情報がない状態で素直に映画を観て思ったことを書いていきます。