今日は本の紹介です。先日本屋さんでふと目にして面白そうだったので読んでみました。森下典子さんの『日日是好日「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』。
まずは内容の紹介を。
お茶を習い始めて二十五年。就職につまずき、いつも不安で自分の居場所を探し続けた日々。失恋、父の死という悲しみのなかで、気がつけば、そばに「お茶」があった。がんじがらめの決まりごとの向こうに、やがて見えてきた自由。「ここにいるだけでよい」という心の安息。雨が匂う、雨の一粒一粒が聴こえる……季節を五感で味わう歓びとともに、「いま、生きている! 」その感動を鮮やかに綴る。