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books•Japan•Travels

カンツリー・ジェントルマン

白洲次郎・正子
2018-07-01 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

「日本で初めてジーンズを履いた男」「日本一カッコいい男」「従順さらざる唯一の日本人」「オイリー・ボーイ」「プリンシプルの男」などと形容される、没後30年経っても今なお雑誌の表紙を飾ってしまうダンディズムを体現した男、そう、白洲次郎。そして彼の妻、正子が住んだ家「武相荘」(東京都町田市)に行ってきましたよ。

1943年に夫妻が移り住んだ「武相荘」は、武蔵と相模の境にあるこの地に因んでまた、次郎独特の一捻りしたいという気持ちから無愛想をかけて名付けたそう。

鶴川駅を降りて15分くらい歩くと、緑に覆われた小山が見えてきます。広い散策路を抜けた先に見えてきた「武相荘」。門をくぐって受付の建物の右手には、次郎さん愛用の農機具が納屋に置かれ、納屋を改築したような半屋外のエリアはカフェになっていて、愛車やバーなどイギリスの雰囲気が不思議とマッチしていました。また、リニューアルしたというカフェ&レストランも和洋折衷な雰囲気でした。

そして母屋ですが、蚕農家を購入して改装したという萱葺き屋根の建物はとても落ち着く佇まいでした。日本の農家の骨組みに、次郎さんのイギリス風のインテリアや家具、正子さんの着物や焼き物の和の文化がとても良い具合に融合されていて、ユニークでセンスがよい空間が広がっていました。なるべく当時のままに残しているそうで、今も人が住んでいるような生きている暖かさみたいなものも感じました。

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Culture•Japan

夏越の祓(なごしのはらえ)

夏の大祓
2018-06-30 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

今日は6月30日。早いもので2018年は半年が過ぎました。明日からは残りの半年が始まりますね。

そんな区切りの日に行われるのが、「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事。神社の境内につくられた茅の輪をくぐって罪や穢れを落とすため、別名「茅の輪くぐり」と呼ばれています。茅の輪とは、茅(ちがや)という草で編んだ輪のことで。そして、夏越の祓は今年前半の穢れを祓って無事に過ごせたことに感謝し、後半も元気に過ごせるよう祈る行事です。6月末に行われるものが「夏越の祓」(夏越大祓)で、12月末に行うものを「年越の祓」(年越大祓)といいます。

茅の輪くぐりには作法があります。
1.まずはくぐる前に一礼をして、「水無月の 夏越しの祓する人は 千歳の命 のぶというなり」と唱えながら左まわりにくぐり、茅の輪の前に戻ります。

2.2回目も一礼をし、同様に唱えながら右まわりにくぐって茅の輪の前に戻ります。

3.3回目も一礼をし、同様に唱えながら左まわりにくぐって茅の輪の前に戻ります。

4.最後にあらためて一礼をして茅の輪をくぐり、神前に進んでお参りします。

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Culture•Movie•thoughts

映画「沈黙 -サイレンス-」

沈黙
2018-06-29 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回のブログで、ロスト・イン・トランスレーション(異文化をまるごと正しく移し替えるのは無理で、かならずなにかが失われてしまう)について書いたのですが、今日は映画「沈黙 -サイレンス-」を見たときに思った異文化への理解と信仰についてです。

原作は遠藤周作、監督はマーティン・スコセッシ。世界20カ国以上で翻訳され、スコセッシ監督が初めて原作を読んでから28年の時を経て、ようやく映画化されたという大作です。2時間40分なので観る方にも体力が必要ですが、相応の見応えがあると思います。

私は原作は読んでおらず、キリスト教についても詳しくはないので、原作を読んだりキリスト教についてもっと勉強をしたらまた感想が変わると思うのですが、色々な知識や情報がない状態で素直に映画を観て思ったことを書いていきます。

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Culture•thoughts

文化とCulture

ロストイントランスレーション
2018-06-28 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

英語学習者として、英語に接するとき、外国人とお話するときなど、ロスト・イン・トランスレーション(異文化をまるごと正しく移し替えるのは無理で、かならずなにかが失われてしまう)を感じることがあるのですが、やはり言葉には限界があって、その背景を深く理解した上でのこの言葉、という文脈まではなかなか伝わりづらいことがあります。

そこで、今日は私がよく使う単語「文化」”Culture”についてです。

文化(日本語)
人間の知的洗練や精神的進歩とその成果、特に芸術や文学の産物を意味する場合もあるが、今日ではより広く,ある社会の成員が共有している行動様式や物質的側面を含めた生活様式をさすことが多い。このように定義される文化は、言語、思想、信仰、慣習、タブー、掟、制度、道具、技術、芸術作品、儀礼、儀式などから構成される。
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

1. 社会を構成する人々によって習得・共有・伝達される行動様式ないし生活様式の総体。言語・習俗・道徳・宗教,種々の制度などはその具体例。文化相対主義においては、それぞれの人間集団は個別の文化をもち、個別文化はそれぞれ独自の価値をもっており、その間に高低・優劣の差はないとされる。カルチャー。
2. 学問・芸術・宗教・道徳など,主として精神的活動から生み出されたもの。
3. 世の中が開け進み、生活が快適で便利になること。文明開化。
4. 他の語の上に付いて、ハイカラ・便利・新式などの意を表す。
(三省堂 大辞林)

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thoughts

Doing より Being

今ここ
2018-06-27 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

「ベートーヴェン交響曲第5番」「音になりたい」のブログを書いていて思い出したことがあるので、今日はそのことについてです。

優れた芸術家やトップアスリートの人たちは、それぞれの行為に没入することで異次元に達し、素晴らしい成果を出すと言われていますが、自己をその行為と同一化させることにより成果がついてくるのだと。ゾーンに入った時は記憶はなく、ただただ行為そのものになっている状態。自分が何か行為をしている(Do)という意識さえなくなってしまう、同一化すること(Be)。

これは、何も特別な人だけの体験ではなく、無我夢中になっていれば誰だってBe状態にあるんだと思います。散歩しているとき、掃除しているとき、お料理を作っているとき、編み物をしているとき、ジョギングしているとき、こうした日常の行為でも、心を今に集中させて無欲で思考が浮かばない状態。とても感覚が研ぎ澄まされていて、心地く平和で満たされている感じ。

成果や結果が出ればなおよしですが、人生とはその過程を楽しむことにあり、とするならば、ずっとBeにいられればそれでいいじゃないか、と思ってみたりもします。英語で「今」はPresent(プレゼント)とも表現することだし。どうでしょうか?

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Art

音になりたい

グレン・グールド
2018-06-26 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回のブログでダンサーの森下真樹さんが、「音になりたい」と思って踊っているということを聞いて思い出した人がいるので、今日はその人についてです。

カナダ人のピアニスト、グレン・グールド。

名前は聞いたことはあったのですが、最近までよく知りませんでした。そして、私がグールドを知ったのは現代美術を勉強する学校でした。音楽に没入して、その人生はもちろん全てが芸術的だった人。

グレン・グールドを形容する言葉には、異才・奇才・天才などがありますが、演奏の評価に加えて人柄や私生活の行動などからもそのように言われたようです。

・トロント王立音楽院を最年少の14歳で卒業
・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番第一楽章を演奏してコンサート・デビュー
・23歳の時にNYで録音した初アルバム、バッハの『ゴールドベルク変奏曲』が、1956年のクラシック・レコードの売上ベストワンを記録
・32歳の時に人気の絶頂で突然コンサート活動の中止を宣言し、スタジオにこもり、録音専門のピアニストとなって自己の芸術を高めていく
・極度の寒がり屋で、夏でも厚い上着の下に分厚いセーターを着込み、ヨレヨレのコート、マフラー、毛皮の帽子を身につけていた
・異常なまでに潔癖症
・絶対に水道水を飲まない
・非常に少食で、普段は少量のビスケットとフルーツジュース、サプリメント(ビタミン剤、抗生物質)等しか取らなかった
・専用椅子でなければ演奏を拒否
・バッハへの傾倒

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Art

ベートーヴェン交響曲第5番

運命
2018-06-25 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

青山のスパイラルホールで上演したダンスパフォーマンスを観てきました。「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る 〜1つの身体と1台のピアノ。運命が拮抗する、その先へ。〜」

1918年6月、徳島の坂東俘虜収容所で、収容されたドイツ人捕虜により日本で初めてベートヴェンの交響曲が演奏された。100年の歳月を経たいま、誰の心にも強烈な印象を放つ交響曲5番「運命」を、一人のダンサーの身体を透し、時代を索引する4人の振付家が描き出す。海老原光を音楽監督に迎え、今西泰彦のピアノと森下真樹の身体が対峙するとき、運命が、動く。

(公式フライヤーより)

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Art•books•Japan

浴衣は無雑作に着るべきもの

夢二
2018-06-24 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回の「夢二の夢はどんな夢?」の続きです。

7/1まで東京ステーションギャラリーで開催されている『千代田区×東京ステーションギャラリー「夢二繚乱」』に関連し、竹久夢二の詩やエッセイをまとめた本「竹久夢二詩画集」の中から、印象的だった内容を紹介しています。

前回は詩についてでしたが、今日はエッセイの中から「浴衣は無造作に着るべきもの」を取り上げます。

夢二の画には多くの女性が登場しますが、ほとんどが着物や浴衣を着ています。有機的な線に表現されるように、着物のしなやかさと、そこから想像される女性の曲線美がとても印象的で見とれてしまうのですが、夢二には着こなしについてのこだわりがあったようです。

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Art•Design•Japan

夢二の夢はどんな夢?

夢二繚乱
2018-06-23 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

毎年どこかで展示会が開催されている大人気画家、竹久夢二。今、東京ステーションギャラリーで開催されている『千代田区×東京ステーションギャラリー「夢二繚乱」』に行ってきましたよ。

東京駅で逢いましょう

展覧会は4章構成になっています。第1章では、夢二の若き日々を検証します。第2章では、出版や印刷・版画などを中心にした夢二の仕事を、第3章では、その中でも音楽や楽譜にまつわる仕事を取り上げ、第4章では、夢二の自伝小説『出帆』原画と、没後の龍星閣による出版活動などを紹介します。
(東京ステーションギャラリーのウェブサイトより)

今回の展示のタイトル「夢二繚乱」の通り、館内は夢二が描いた大正ロマンの絵が咲き乱れていました。線が細く、しなやかで色鮮やかな世界はまるで夢のよう。西洋の文化が入り始め、和と洋が混じり合い、恋愛が謳歌され、大衆文化が花開いた大正時代。たった15年という短さに儚いイメージも重なって、何ともうっとりしてしまう、まどろみのような時代ですよね。

時代の雰囲気に見事にマッチしていた夢二ですが、今日は画家としてより詩人としての夢二に注目してみたいと思います。

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thoughts

呼吸のリズム

円
2018-06-22 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

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東京在住のグラフィック&デジタルデザイナー。
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