日本でも大きなニュースになった、浸水したタイ北部の洞窟でのサッカーチームの少年12とコーチが閉じ込められてしまい、約2週間後に救出された件について、洞窟の中での体験や退院後について紹介したいと思います。
日本でも大きなニュースになった、浸水したタイ北部の洞窟でのサッカーチームの少年12とコーチが閉じ込められてしまい、約2週間後に救出された件について、洞窟の中での体験や退院後について紹介したいと思います。
今日は視点の違いの寓話についてです。
※このブログのコンセプト「視点の違い」についてはこちらをどうぞ
インドに6人の男性がいました。彼らは全員目が見えなかったのですが、とても勉強熱心でした。
6人はあるものについて知りたいと思い、皆んなで出かけて行きました。
そのあるものに触れた彼らそれぞれの感想はこんな感じでした。
突然ですが、みなさんは小さい頃、大人になったら何になりたかったですか?そして、その願いは果たされたでしょうか?
私は美容師さんになりたかったです。小学校の高学年にもなってくると、床屋さんではなくて美容室に連れていってもらえるようになり、髪を切ってもらっていました。そこの美容師さんがとても美人で優しくて、いつもキレイにしてくれるから、美容室は楽しみのひとつで特別な空間でした。その時から美容師さんは私の憧れとなったのです。
私はフリーランスのグラフィック&デジタルデザイナーですが、お仕事の稼働時間を聞かれることがたまにあります。「デザイナーさんだから夜型なんでしょ?」「平日も週末も関係なく働いているんですか?」などなど。色々なスタイルのフリーランスデザイナーさんがいるかと思いますが、私は極めて「普通」です。平日5日、9:00-18:00。(その時々によって多少の変化はありますが、通常はこの時間帯です)なので、世の皆さまと何も変わりはありませんよ。
言うならば、会社員だった頃よりも規則正しい生活を送っているのですが、そんな生活の中で気づいたことがあるので、今日はそのことについてです。
前回のブログで「笑顔の伝染」について書いたのですが、他にも伝染するものがあったな、と思ったので今日はそれについてです。
人類のDNAに深く刻み込まれている文化、歌と踊りです。地域、年代問わず文化の中心を形成しているものは、いつだって歌と踊り。人によっては歌と踊りだけあれば他にはいらない、とさえ言われている人類にとって不可欠な行為、というより衝動ですかね。
遡ること石器時代。宗教が生まれる前の時代ではアニミズム(生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方)が信仰されていて、神への祈りや願いが起源と言われています。日本だけでなく、他の文化や宗教でも自然発生的に祈りの行為として歌と踊りが生まれたことは、やはり人類にとって必然だったように思います。
前回のブログで、ロスト・イン・トランスレーション(異文化をまるごと正しく移し替えるのは無理で、かならずなにかが失われてしまう)について書いたのですが、今日は映画「沈黙 -サイレンス-」を見たときに思った異文化への理解と信仰についてです。
原作は遠藤周作、監督はマーティン・スコセッシ。世界20カ国以上で翻訳され、スコセッシ監督が初めて原作を読んでから28年の時を経て、ようやく映画化されたという大作です。2時間40分なので観る方にも体力が必要ですが、相応の見応えがあると思います。
私は原作は読んでおらず、キリスト教についても詳しくはないので、原作を読んだりキリスト教についてもっと勉強をしたらまた感想が変わると思うのですが、色々な知識や情報がない状態で素直に映画を観て思ったことを書いていきます。
英語学習者として、英語に接するとき、外国人とお話するときなど、ロスト・イン・トランスレーション(異文化をまるごと正しく移し替えるのは無理で、かならずなにかが失われてしまう)を感じることがあるのですが、やはり言葉には限界があって、その背景を深く理解した上でのこの言葉、という文脈まではなかなか伝わりづらいことがあります。
そこで、今日は私がよく使う単語「文化」”Culture”についてです。
文化(日本語)
人間の知的洗練や精神的進歩とその成果、特に芸術や文学の産物を意味する場合もあるが、今日ではより広く,ある社会の成員が共有している行動様式や物質的側面を含めた生活様式をさすことが多い。このように定義される文化は、言語、思想、信仰、慣習、タブー、掟、制度、道具、技術、芸術作品、儀礼、儀式などから構成される。
(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
1. 社会を構成する人々によって習得・共有・伝達される行動様式ないし生活様式の総体。言語・習俗・道徳・宗教,種々の制度などはその具体例。文化相対主義においては、それぞれの人間集団は個別の文化をもち、個別文化はそれぞれ独自の価値をもっており、その間に高低・優劣の差はないとされる。カルチャー。
2. 学問・芸術・宗教・道徳など,主として精神的活動から生み出されたもの。
3. 世の中が開け進み、生活が快適で便利になること。文明開化。
4. 他の語の上に付いて、ハイカラ・便利・新式などの意を表す。
(三省堂 大辞林)
「ベートーヴェン交響曲第5番」「音になりたい」のブログを書いていて思い出したことがあるので、今日はそのことについてです。
優れた芸術家やトップアスリートの人たちは、それぞれの行為に没入することで異次元に達し、素晴らしい成果を出すと言われていますが、自己をその行為と同一化させることにより成果がついてくるのだと。ゾーンに入った時は記憶はなく、ただただ行為そのものになっている状態。自分が何か行為をしている(Do)という意識さえなくなってしまう、同一化すること(Be)。
これは、何も特別な人だけの体験ではなく、無我夢中になっていれば誰だってBe状態にあるんだと思います。散歩しているとき、掃除しているとき、お料理を作っているとき、編み物をしているとき、ジョギングしているとき、こうした日常の行為でも、心を今に集中させて無欲で思考が浮かばない状態。とても感覚が研ぎ澄まされていて、心地く平和で満たされている感じ。
成果や結果が出ればなおよしですが、人生とはその過程を楽しむことにあり、とするならば、ずっとBeにいられればそれでいいじゃないか、と思ってみたりもします。英語で「今」はPresent(プレゼント)とも表現することだし。どうでしょうか?