前回はみつばちの働きについて、数が激減していること、そして私たちに何ができるのか?について紹介しましたが、今日はまた違う側面でのみつばちさんについてです。
働きもので、花粉を運んでくれて、蜜を作ってくれて、役割分担がきちんとされている社会構造を持っていて…と、あの小さくて可愛らしい生き物から学ぶことは多いな、と思うのですが、更に驚いたことは彼らは優れた数学者だということ。
さて、ここで質問です。
同じ形を敷き詰めて広い平面を埋めるとしたら、どんな形が一番効率的でしょうか?
三角形?四角形?五角形だと隙間ができてしまうし、円(私の大好きな形!)も隙間ができてしまう… 六角形だとどうだろうか?
みつばちさんがそう考えて出した答えなのかは分かりませんが、「ハチミツを蓄えるのに最もスペースがとれて、蜜蝋の量が最も少なくてすむ形」として、「ハニカム構造」を持った巣ができあがりました。
※七角形以上だと隙間ができてしまいます。三角形、四角形は隙間なく敷き詰められますがひとつずつの面積を見ると六角形が一番広いのです
ハニカムとは英語で「みつばちの巣」という意味で、正六角形や正六角柱を隙間なく並べて構造のこと。よく目にするミツバチの巣の形ですね。
平面的な効率の面でも優れているのですが、この形は軽くて頑丈。更に、音を吸収したり、衝撃を吸収したり、断熱の効果があることも分かってきたそう。なので、この構造を用いた工業製品は数多く、飛行機や新幹線、人工衛星などにも使われています。
小さな小さな生き物からの大きな学び。いつだって私たちは自然に教えられているな、と思います。
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私は今回、みつばちの巣についてこんな発見がありました。
皆さんはどう思いますか?
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みつばちの巣についての分かりやすいアニメーションです。イラストもとても可愛い!
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