今日は6月30日。早いもので2018年は半年が過ぎました。明日からは残りの半年が始まりますね。
そんな区切りの日に行われるのが、「夏越の祓(なごしのはらえ)」という行事。神社の境内につくられた茅の輪をくぐって罪や穢れを落とすため、別名「茅の輪くぐり」と呼ばれています。茅の輪とは、茅(ちがや)という草で編んだ輪のことで。そして、夏越の祓は今年前半の穢れを祓って無事に過ごせたことに感謝し、後半も元気に過ごせるよう祈る行事です。6月末に行われるものが「夏越の祓」(夏越大祓)で、12月末に行うものを「年越の祓」(年越大祓)といいます。
茅の輪くぐりには作法があります。
1.まずはくぐる前に一礼をして、「水無月の 夏越しの祓する人は 千歳の命 のぶというなり」と唱えながら左まわりにくぐり、茅の輪の前に戻ります。
2.2回目も一礼をし、同様に唱えながら右まわりにくぐって茅の輪の前に戻ります。
3.3回目も一礼をし、同様に唱えながら左まわりにくぐって茅の輪の前に戻ります。
4.最後にあらためて一礼をして茅の輪をくぐり、神前に進んでお参りします。