連日、ハワイ島のキラウエア火山の噴火のニュースが報道されていますが、私が今月ハワイ島を訪れた時(2018.5.6-11)には一時休止しており、私がツアーで訪れた日の前日までは、ハワイ火山国立公園(火口付近まで近くことができる)も閉鎖されていました。私がツアーに参加した日の朝に、公園が再開されたのですが、入ることができるエリアは限られている状態でした。
そんな中、5/21・22の夜に、雲の上からキラウエア火山を撮影した映像を見つけたので紹介したいと思います。
キラウエア火山から64キロに位置する、標高約4,200メートルのマウナケア火山のジェミニ天文台で撮影された、タイムラプス(時間の経過を撮影した静止画をつなぎ合わせた映像)です。
熱線フィルターをカメラから外して撮影されたので、マグマは青白く光って見えています。
いかがでしょうか?
連動してリズムを刻んでいるような、星と雲の動きの中に、圧倒的な光量として捉えられている火山のエネルギーの強さに目を奪われます。雲、火山、星それぞれの動きで構成されているこの動画には、地球の生命エネルギーが美しい状態で収められているように思いました。ニュースで流れるような、溶岩や溶岩流を捉えたものとはまた違う世界に目を奪われます。
それから、ニュースによると日を追って活動が盛んになっているようで、避難された方も多いと聞きます。もちろん、状況に応じて避難して身の安全を確保することが第一だと思いますが、ツアーのガイドさんの言葉が印象的で、ニュースを聞くたびに思い出す言葉があります。「僕の友達にも避難したり、現地の人として状況を伝えたりしている人もいるけれど、活動中の火山の側に住むと決めたと言うことは、ある種の覚悟があるんだよ」と。
空港を降り立った瞬間から不思議なパワーを感じる島ハワイ島、とはよく言われますが、私もたかが数日滞在しただけなのに、その言葉の意図がわかるような気がしました。四国の半分くらいの大きさの、火山でできている島にいると、自然のパワーを身近に感じます。とても神秘的で不思議なパワーのある島だと感じました(これがマナなのかな?)。
私のハワイ滞在記シリーズはこちら
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