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地球を彫刻した男 – 1 –

イサム・ノグチ
2018-08-04 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回のブログ「声を聴く」で紹介した彫刻家、イサム・ノグチについて(いよいよ)ブログを書いていきたいと思います。

文化・芸術、ものづくりをはじめとして、日々思うことや旅行日記など、書きたいことがたくさんあるのですが、中でもイサム・ノグチに関しては未だ勉強中&堪能中ということもあり、いつか書こうかなと思っていたのですが、どうやらその時が来たよう。

というのも、東京オペラシティで「イサム・ノグチ ─ 彫刻から身体・庭へ ─」が開催中なのです。彼の没後30年、そして日本国内では12年ぶりの回顧展ということで去年から楽しみにしてた展示が始まり、先日行って来ました。これは文章にした方がいいかな、と思って何回になるかわかりませんが、おもうことを綴っていきたいと思います。

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音になりたい

グレン・グールド
2018-06-26 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回のブログでダンサーの森下真樹さんが、「音になりたい」と思って踊っているということを聞いて思い出した人がいるので、今日はその人についてです。

カナダ人のピアニスト、グレン・グールド。

名前は聞いたことはあったのですが、最近までよく知りませんでした。そして、私がグールドを知ったのは現代美術を勉強する学校でした。音楽に没入して、その人生はもちろん全てが芸術的だった人。

グレン・グールドを形容する言葉には、異才・奇才・天才などがありますが、演奏の評価に加えて人柄や私生活の行動などからもそのように言われたようです。

・トロント王立音楽院を最年少の14歳で卒業
・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番第一楽章を演奏してコンサート・デビュー
・23歳の時にNYで録音した初アルバム、バッハの『ゴールドベルク変奏曲』が、1956年のクラシック・レコードの売上ベストワンを記録
・32歳の時に人気の絶頂で突然コンサート活動の中止を宣言し、スタジオにこもり、録音専門のピアニストとなって自己の芸術を高めていく
・極度の寒がり屋で、夏でも厚い上着の下に分厚いセーターを着込み、ヨレヨレのコート、マフラー、毛皮の帽子を身につけていた
・異常なまでに潔癖症
・絶対に水道水を飲まない
・非常に少食で、普段は少量のビスケットとフルーツジュース、サプリメント(ビタミン剤、抗生物質)等しか取らなかった
・専用椅子でなければ演奏を拒否
・バッハへの傾倒

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Art

ベートーヴェン交響曲第5番

運命
2018-06-25 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

青山のスパイラルホールで上演したダンスパフォーマンスを観てきました。「ベートーヴェン交響曲第5番『運命』全楽章を踊る 〜1つの身体と1台のピアノ。運命が拮抗する、その先へ。〜」

1918年6月、徳島の坂東俘虜収容所で、収容されたドイツ人捕虜により日本で初めてベートヴェンの交響曲が演奏された。100年の歳月を経たいま、誰の心にも強烈な印象を放つ交響曲5番「運命」を、一人のダンサーの身体を透し、時代を索引する4人の振付家が描き出す。海老原光を音楽監督に迎え、今西泰彦のピアノと森下真樹の身体が対峙するとき、運命が、動く。

(公式フライヤーより)

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Art•books•Japan

浴衣は無雑作に着るべきもの

夢二
2018-06-24 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回の「夢二の夢はどんな夢?」の続きです。

7/1まで東京ステーションギャラリーで開催されている『千代田区×東京ステーションギャラリー「夢二繚乱」』に関連し、竹久夢二の詩やエッセイをまとめた本「竹久夢二詩画集」の中から、印象的だった内容を紹介しています。

前回は詩についてでしたが、今日はエッセイの中から「浴衣は無造作に着るべきもの」を取り上げます。

夢二の画には多くの女性が登場しますが、ほとんどが着物や浴衣を着ています。有機的な線に表現されるように、着物のしなやかさと、そこから想像される女性の曲線美がとても印象的で見とれてしまうのですが、夢二には着こなしについてのこだわりがあったようです。

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Art•Design•Japan

夢二の夢はどんな夢?

夢二繚乱
2018-06-23 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

毎年どこかで展示会が開催されている大人気画家、竹久夢二。今、東京ステーションギャラリーで開催されている『千代田区×東京ステーションギャラリー「夢二繚乱」』に行ってきましたよ。

東京駅で逢いましょう

展覧会は4章構成になっています。第1章では、夢二の若き日々を検証します。第2章では、出版や印刷・版画などを中心にした夢二の仕事を、第3章では、その中でも音楽や楽譜にまつわる仕事を取り上げ、第4章では、夢二の自伝小説『出帆』原画と、没後の龍星閣による出版活動などを紹介します。
(東京ステーションギャラリーのウェブサイトより)

今回の展示のタイトル「夢二繚乱」の通り、館内は夢二が描いた大正ロマンの絵が咲き乱れていました。線が細く、しなやかで色鮮やかな世界はまるで夢のよう。西洋の文化が入り始め、和と洋が混じり合い、恋愛が謳歌され、大衆文化が花開いた大正時代。たった15年という短さに儚いイメージも重なって、何ともうっとりしてしまう、まどろみのような時代ですよね。

時代の雰囲気に見事にマッチしていた夢二ですが、今日は画家としてより詩人としての夢二に注目してみたいと思います。

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Art•Culture•Japan

「美しい日本の私」

月
2018-06-15 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

「春は花 夏ほととぎす」のブログで触れた川端康成の本「美しい日本の私」を読み返してみたので、今日はこの本についてです。

1968年、川端康成は日本人として初のノーベル文学賞を授与され、ストックホルムでの授賞式には紋つき袴の正装で出席、格調高い日本語でスピーチを行い、深い感銘を与えた。本書はその全文である。(amazonの商品説明より)

内容は、道元禅師などの僧侶の歌で四季や自然の美しさを紹介し、芥川龍之介や一休和尚の語を用いて死生観について述べ、日本庭園の「枯山水」や茶道の「わび・さび」についての部分では、盆栽や花、焼き物など具体的な芸術にも触れています。そして、「伊勢物語」「源氏物語」「枕草子」、「古今集」「新古今集」といった古典文学を通して、日本文化への賛辞が述べられています。

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Art

ダンサー 森山未來

談ス
2018-06-10 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

私は習慣的に美術館やギャラリーなどで開催される展示を見に行くのですが、ここ数年はライブのもの、演劇や舞台、コンサート、そしてダンスなんかのステージパフォーマンスにも足を運ぶようになりました。

美術品との違いはやはりその臨場感。身体で表現することは本当にすごいことだな、と毎回思うのです。そして、ダンスの魅力はその身体性と美しさ。セリフもないので、言葉通り、その身ひとつで表現して人々を魅了するなんて鍛錬とセンスと才能とに惚れ惚れしてしまいます。

すべての表現者を尊敬する私ですが、特に注目のダンサーは森山未來くんです。俳優さんとしても活躍しているので有名な人ですが、ダンサーの未來くんもかなり素敵です。私がダンサー森山未來くんを知ったのは、東京都現代美術館での映像作品でした。とても不思議で少し可愛らしいコンテンポラリーダンスの映像作品を見ていたら、外国人ダンサーの中に未來くんがいて一緒に踊っていました。そこから彼に注目するようになり現在に至っているのですが、作品ごとに全く違う表現をするのでとても器用で才能溢れる人だな、と思っています。

そして今日は、先日見てきた「談ス」という公演についてです。
シリーズになっていて、今回はその第三弾。私は第一弾と第二弾は見ていないので、実際にはどんな感じなのか知らなかったのですが、見終わった最初の感想は、「新しい体験の不思議なダンス」でした。

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Art•books•Movie

へたでいい

drawing
2018-06-04 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

画家の熊谷守一を主人公に、晩年のある1日をフィクションで描いた作品、映画「モリのいる場所」をみました。

至宝の俳優ふたり(山﨑努と樹木希林)が夫婦役という、もうそれだけで間違いない映画です。熊谷守一なのか、山﨑努なのか分からないくらいの憑依っぷりと、樹木希林も地なのか素なのか分からない演技と、でもそんなことどうでもよいと思えるくらい、このふたりの空気がつくる世界が暖かくて引き込まれてしまいます。
※熊谷さんは山﨑さんのアイドルだそうです(なんだか納得!)

・北斎先生と熊谷さん
・庭は小宇宙
・樹木希林の存在感
・「モリのいる場所」と「人生フルーツ」
・観察するということ

などなど、この映画をみてブログに書きたいことがたくさん思い浮かんだのですが、今日は一番印象に残ったセリフを紹介します。

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Art•Travels

キラウエア火山

2018-05-29 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

連日、ハワイ島のキラウエア火山の噴火のニュースが報道されていますが、私が今月ハワイ島を訪れた時(2018.5.6-11)には一時休止しており、私がツアーで訪れた日の前日までは、ハワイ火山国立公園(火口付近まで近くことができる)も閉鎖されていました。私がツアーに参加した日の朝に、公園が再開されたのですが、入ることができるエリアは限られている状態でした。

そんな中、5/21・22の夜に、雲の上からキラウエア火山を撮影した映像を見つけたので紹介したいと思います。
キラウエア火山から64キロに位置する、標高約4,200メートルのマウナケア火山のジェミニ天文台で撮影された、タイムラプス(時間の経過を撮影した静止画をつなぎ合わせた映像)です。

熱線フィルターをカメラから外して撮影されたので、マグマは青白く光って見えています。

いかがでしょうか?

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Art•books•Japan

一本の線

千の黄金の花弁をもつ花
2018-05-27 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

目黒区美術館で開催中の「没後50年 藤田嗣治 本のしごと 文字を装う絵の世界」に行って来ました。タイトルにあるように、文字を装う絵の世界にフォーカスした展示なので、本の装丁や挿絵、誰かに当てた絵葉書など小さな作品が多かったです。手元で見るので、道具もペンや細い筆で描かれているものが多くて、色数も少なくシンプルな印象でした。

私は作家の代表作を見ることも好きなのですが、誰かに当てた絵葉書といった日常の生活が垣間見れるものや、スケッチや素描を見ることも好きです。命と対峙して湧き上がる衝動を表現しました、といった大作は見る方にも準備と体力が相応に必要になりますが、今回の展示はもっとリラックスしたものが多かったです。

中でも私のお気に入りは『千の黄金の花弁をもつ花 la fleur aux mille pétales d’or』というタイトルの本の挿絵5点です。日本人女性5人がひとりずつ描かれていて、目線を下に向ける人、遠くを見る人、どこかを真っ直ぐ見つめる人などのポートレートです。精緻な線描は女性たちの柔らかな曲線を見事に捉えていて、背景の無地を活かした抑えめの配色、憂いがあってでもどこか芯の強さが感じられる女性たち。日本髪と着物が彼女たちの美しさをより引き立てているように見えます。そして、日本画のような洋画のようなタッチがまた神秘的で、何とも言えない不思議な世界に引き込まれてしまいました。

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東京在住のグラフィック&デジタルデザイナー。
ものづくり、文化芸術、旅、そしてたまに宇宙についてのブログです。
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