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一番イイ表情

百人一首
2018-05-30 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

ワープロやパソコンといった、文字入力ができるコンピューターの登場により、便利になる反面、文字を実際に書く機会は減り、今後もその流れはとどまることがなく、便利さの精度は上がる一方かと思います。でも、実際に文字を書く機会がなくなることはないし、なくなって欲しくないなと思います。

そうは言っても(久しぶりに)文字を書いた時に漢字を忘れていたり、間違えたり、はたまた自分の書いた文字の下手さに愕然とする時もあり、手書き文字といよいよ向き合わないといけないな、と思い始めてかれこれ数年が経ちました…。ペン字の練習帳で練習してみたりしましたが、どうも続かなくて、ついつい便利さの誘惑に負けてしまうのです。

そんな風にもどかしさを感じながら過ごしていたのですが、日本画や浮世絵、絵巻物、古文書なんかの時代ものの展示を見ているうちに「縦書きっていいなぁ」とふと思いました。そして、よし、やってみよう!と思い立ち文房具屋さんに行きました。いきなり筆にするのはハードルが高いので、万年筆を探したところ良品を発見。書き心地も、見た目も、お値段も今の私にはピッタリと思ったものがあったので、購入しました。「プラチナ万年筆 デスクペン 極細 黒軸」です。ペン先の方が重いのでとても書きやすいのです。そして見た目もかっこいいなと思います。

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Culture•Design•Japan

書体について

ビートルズ来日
2018-05-24 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

私は印刷物やデジタル(ウェブサイトやアプリ)のデザインをする仕事をしているのですが、今日は私の仕事には欠かせない書体についてのお話です。

商業デザインには「伝える」という役目があるので、それぞれの制作物にはメッセージがあり、それを伝える手段は写真やイラストなどの画像と文字情報になります。そして、文字を伝える時にデザイントーンも含めて重要になるのが書体選びです。

書体は、最初からパソコンに入っている書体と有料で購入するものがあります。有料のものはデザイン性が高くて、かなり手の込んだものになります。
※ちなみに、書体デザインを生業にするフォント(書体)デザイナーという職業があるくらい、専門性が高くて繊細な世界なのです

すでにインストールされているものも、購入したものも、デザインする時には専門の編集ソフト(イラストレーターやフォトショップなど)の文字パレットに表示され、選べるようになっています。

これまで様々な業種のお仕事に携わってきて、恐らく制作したものの数は4桁はいくだろうと思うのですが、文字パレットで書体を選ぶ時に目にはするけれど、一度も使ったことがないジャンルの書体があります。今日はそんな「気になるあいつ」の「そうだったのか!」という発見をお送りします。

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Design

DIY

メイカーズベース
2018-05-15 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

「DIY(Do It Yourself)」という言葉も定着し、ものづくりを楽しんでいる人が増えていることもあって、ワークショップや貸しスタジオも増えているので嬉しいです。私もたまに参加してものづくりを楽しんでいるのですが、先日も参加してきたのでご紹介します。

私が参加したのは「栃木レザーでキーケースをつくるワークショップ」です。
「使用する革は、栃木レザーと呼ばれる栃木県のメーカーが製造している、世界中で評価されている高級な革です。革をなめす時に、オイルをたっぷりと染み込ませることで、革をよりしなやかにし、耐久性を増したものです。しなやかで、年月を重ねるごとに味わいが深く変化していくので、永く愛用する事ができます。」とのことで、この皮が素敵だったのとキーケースを新しいものにしたかったので、即参加を決めました。

最初から最後までのステップはこんな感じです。

キーケース

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Culture•Design

さくら色とピンク色

ピンク色
2018-05-14 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

今日は色についてのお話です。
まずはその意味からどうぞ。

色(いろ)
可視光の組成の差によって感覚質の差が認められる視知覚である色知覚、および、色知覚を起こす刺激である色刺激を指す。

色覚は、目を受容器とする感覚である視覚の機能のひとつであり、色刺激に由来する知覚である色知覚を司る。色知覚は、質量や体積のような機械的な物理量ではなく、音の大きさのような心理物理量である。同一の色刺激であっても同一の色知覚が成立するとは限らず、前後の知覚や観測者の状態によって、結果は異なる。

ウィキペディアより

上記説明の後半部分「同一の色刺激であっても同一の色知覚が成立するとは限らず、前後の知覚や観測者の状態によって、結果は異なる。」をもっと詳しく説明したのが以下。

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Culture•Design•Japan

From Designers With Love vol. 1

From Designers With Love
2018-05-13 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

デザイナーを15年以上もやっていると、自分のジャンルのデザイン(グラフィック&デジタル)以外の「作り手」の気持ちにも自然に意識が向くようになります。

何でできているのかな?どうやって作ったのかな?どんな目的があるのかな?なんて裏舞台にも想像が及ぶようになり、ジャンルが違っても同じ思いがあったり、また新しい発見があったりと学びが多くて楽しいのです。

私は、デザイナーや職人さんを始めとしたあらゆる「作り手」が大好きなのですが、できあがったモノから見えてくる、彼らの愛情表現シリーズとして今日のタイトルをつけました。機能としての目的以外に、文化的に情緒に訴えかけたり、社会的に使命感を持っていたりするモノを紹介することで、機能以外の役割にも目を向けて欲しいな、という思いがあるのです。

1回目の今日は、尾形光琳デザイン「あかり障子」。
先日熱海にあるMOA美術館に行って来たのですが、広大な敷地内には美術館以外にも能楽堂や茶室、日本庭園などの施設があり、見所満載で素敵な場所です。そして、尾形光琳が最晩年の5年間を過ごし国宝を描いたと考えられている数寄屋造の建物「光琳屋敷(復元)」にある、障子についてです。

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Culture•Design

Khadi インドの明日をつむぐ – 3 –

カディ
2018-05-08 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

Khadi インドの明日をつむぐ – 1 –
Khadi インドの明日をつむぐ – 2 –

と、2回に渡って紹介してきた、21_21 DESIGN SIGHTで展示されている「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh –」展ですが、内容も、展示方法もどれも素晴らしかったのですが、中でも私が一番心を奪われたのが、プロデューサー兼キュレーターのシンさんの以下の言葉。

この世には無限の白が存在する
ジャスミンの花びらの白
海泡の白
8月の月の白
ホラ貝の白
雨を降らせたあとの雲の白

一枚一枚違う表情を持つ手作りのカディ。白は白でも繊細に違いをそれぞれ表現している綺麗な布。そんな無数の白が存在するカディをイメージしたとても素敵なことばで、それぞれの白の美しさを想像するととても優しい気持ちになります。なぜ私が心を奪われたかと言うと、「白」なんです。

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Culture•Design

Khadi インドの明日をつむぐ – 2 –

カディ
2018-05-07 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回はKhadiについてご紹介しましたが、こんな素晴らしい文化を伝えてくれたのが、プロデューサー兼キュレーターのマルタン・シンさんです。

20年前、カディは存続の危機に瀕していたそうで、シンさんは自国の伝統を現代に復興させるために様々な活動を行いました。そして、今やカディは高級ファッションブランドにも採用されるほどになったそうです。素晴らしい文化や素材があっても、その素晴らしさに気づいて伝える人もまた重要なんだな、と気づかせてもらいました。

マルタン・シンさん
マルタン・シン

世界各地でカディの展示が行われているようで、21_21 DESIGN SIGHTでの展示方法も素敵だったのですが、中でも「スワッチ+カタログ」で、2002年1月30日(ガンジー54回目の命日)に開催された「KHADI: The Fabric of Freedom」展で、100部限定でつくられたカタログが印象的でした。108枚のカディの見本帖のようなもので、デザインもとても素敵です。シンさんのプロデュースのセンスのよさもカディの復興に大きな役割を果たしているんだな、とも思いました。伝える手法もとても大事ですね、勉強になります。

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Culture•Design

Khadi インドの明日をつむぐ – 1 –

カディ
2018-05-06 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

現在、21_21 DESIGN SIGHTで展示されている「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh –」に行ってきました。

Khadi(カディ)とは手紡ぎ手織りの綿布のこと。全ての工程が手作業で行われ、その起源はインダス文明にまで遡ると言われています。また、一枚一枚表情が違いぬくもりが感じられるとても素敵なテキスタイルです。

チャルカと呼ばれる糸車は各家庭に必ずあるんだそうです。そして、非暴力、不服従で有名なインドの政治指導者マハトマ・ガンジーの有名な写真に、糸車を引いているものがありますが、カディはインド独立のシンボルとなっているんだとか。
※イギリス製品の綿製品ではなく、伝統的なインドの綿製品を着用することを呼びかけ、独立をうながしたことによる

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Culture•Design•Japan

ブルーノ・タウト「熱海の家」- 3 –

旧日向別邸
2018-05-04 by youseeaandiseeb 2件のコメント

※画像はブルーノ・タウト「熱海の家」(旧日向別邸)からの景色

今日はブルーノ・タウト「熱海の家」 1 / ブルーノ・タウト「熱海の家」 2 の番外編。

前回のブログで、タウトの熱海の家(旧日向邸)を見学するときに、ボランティアのガイドさんがとても丁寧に教えてくださることも紹介したのですが、今日はそのガイドさんが教えてくれた素晴らしい学びを紹介します。

桂離宮、伊勢神宮、白川郷などに美を見出し、数寄屋造にインスパイアされ、著書を発表して世界にその素晴らしさを発信したタウトですが、日本建築のどういうところがそんなにも魅力なのか、というお話です。

ひとつめは、その<地味さ>。
桂離宮は別荘、伊勢神宮は宗教施設にも関わらず、質素でシンプル。余計なものはなく、自然素材を活かしその色合いも控えめです。片や、西洋の別荘や宗教施設は豪華絢爛で派手なもので日本のそれとは正反対。建物は日本は地味、西洋は派手なのですが、衣服はどうでしょうか?かつての日本の衣服と言えば着物です。そう、とても華やかです。上流階級の人ほど色彩はより鮮やかに、何層にも重ねて着飾り、髪型も大きく派手になります。そして西洋の衣服と言えばドレスですが、中世貴族などは以外と地味です。色合いは落ち着いていてシックなものが多いです。

日本は地味な空間に、華やかな衣服が映える文化。そして、西洋は華やかな空間だからこそ、落ち着いた衣服がマッチする文化。なるほど、両方とも上手にバランスが取れている。

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ブルーノ・タウト「熱海の家」- 2 –

旧日向邸
2018-05-03 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回はブルーノ・タウトについて紹介しましたが、今日は「熱海の家」(旧日向邸)についてです。

アジア貿易で活躍した日向利兵衛さんが依頼主。ちなみに、木造二階建ての母屋の設計は、東京銀座の和光、東京上野の東京国立博物館、 愛知県庁などの設計で知られる渡辺仁だと言うから、この日向さんは文化・芸術に詳しくてセンスがよい方だったんだと想像します。そして、「製作費用はいくらかかってもよいので、好きなようにつくってください」と言ってタウトに発注したとのこと。タウトを信用して全て任せ、金銭的な面でも制限がないだなんて、夢のようなプロジェクト。いいものを作るには依頼主の理解も必要だよね、なんて考えさせられもします。

この「熱海の家」は「別邸の地下室」と紹介されることも多いのですが、地下室という名の「社交場のための離れ」の方が実物を説明するのには合っている言葉だと思います。大きく分けて3つの部屋がありますし、真ん中の部屋には大きな窓があってそこから太平洋が一望できる、なんとも贅沢な「地下室」空間なのです。

旧日向邸

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東京在住のグラフィック&デジタルデザイナー。
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