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呼吸 – Breathe In & Out –

Breathe In & Out
2018-05-12 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

過ぎ去った過去に囚われることなく、まだ来ていない未来に不安を抱くことなく、今ここに100%の意識を向け、すでに豊かで幸せであることに気づく。自分の呼吸に意識を向け、今ここを感じる…。

マインドフルネス、呼吸法、座禅、瞑想、ヨガなどにより自分を感じて、本来の自分自身で生きていく、そんな実践が多くされるようになってきていると思いますが、私も色々と試してみました(現在進行中)。

お腹(丹田)で呼吸する、吸う、吐くを意識する、こんな感じで実践していたのですが、調子のいい時には割と長くできるのですが、そうでない時には思考に支配されてうまくいきません。あの心地よい状態を再び!と思い続けてはいるのですが、どうもうまくいかない、そんな時に出会ったのがティク・ナット・ハンさんの教えです。

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books•Culture

おおきな木 – 2 –

大きな木
2018-05-11 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

今日は、意図せず長くなってしまった前回の続きです。

絵本「おおきな木」の原文を読んでの読み方についてですね。
解釈が分かれる一文、”And tree was happy…. but not really”をどうみるか。
※ちなみに、英語版だとりんごの木のことを”She”と表現しているので、男性と女性が登場人物ということが明確になります

村上春樹さんの前に翻訳をしたのが、ほんだきいちろうさん。彼の訳だと
「きは それで うれしかった・・・だけど それは ほんとかな?」

そして、村上春樹さんの訳はこちら。
「それで木はしあわせに・・・なんてなれませんよね」

春樹さんは否定していますね木は幸せではなかったと。

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books•Culture

おおきな木 – 1 –

大きな木
2018-05-10 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

私はグラフィック&デジタルデザイナーですが、大学の専攻は英米文学科でした。ちなみに卒業論文の本に選んだのは、F.スコット・フィツジェラルドの「華麗なるギャツビー」です。

美大出身じゃないのにデザイナーになれるんですか?と聞かれることがあるのですが、なれます。やる気があればなれます。デザイン修行中には美大出身だったら…と何度も思いましたが、月日を経た今になってみれば、全ては必要なことが起きていて、なるようになっているんだな、と思えるようになりました。

というのも、文学を読み解く力がデザイナーとしての大切なスキルを養ってくれたと思うからです。文学部では、本を読み、作家について調べ、時代考証をし、心理学や哲学、社会学にも触れ、自分なりの解釈を綴る、という一連の作業を通して、色々な角度から考える方法を学ぶことができました。

妄想が得意という元々の素質もあるのかもしれませんが、その作家になって考えてみたり、登場人物になって考えてみたり、そして客観的に「私」はどう思うのか、を想像してみたりして、物語を自分なりに読み解くことが好きなのです。正解はこれ!というような、ひとつの答えに縛られない自由さが文学のとても楽しいところだと思います。

そして、この客観的に見る視点はデザイナーとしても必要なスキルでもあります。3つの視点を持ってデザインすることは、デザイナーにとって、とても重要なスキルだと思います。具体的には、クライアント、クライアントのお客さん(誰に向けたメッセージなのか、そのメッセージの受け手となる人たち)、そしてデザイナー、この3つの視点をバランスよく持ってベストなデザインをしていくのです。

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Culture•Japan

生け花体験記

生け花
2018-05-09 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

ここ数年は日本文化をきちんと学びたいという思いが強くなり、神社仏閣に足を運んだり、本を読んだり、着付けを習ったりしているのですが、次に学んでみたいことは華道、生け花です。

文化的な色が濃い場所に行くと必ず目にする生け花ですが、敷居が高そうなので今は見ているだけかな?と思っていたところ、MOA美術館で体験ができることを知りチャレンジしてきました。

体験できる建物もとても素敵で、「尾形光琳が自ら描いた図面と大工の仕様帖、茶室起し図が含まれる小西家文書と呼ばれる資料(重文)に基づき、数寄屋建築研究の権威、堀口捨巳博士の監修により復元した屋敷です。」とのことです。
復元されたお屋敷についてはこちら

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Culture•Design

Khadi インドの明日をつむぐ – 3 –

カディ
2018-05-08 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

Khadi インドの明日をつむぐ – 1 –
Khadi インドの明日をつむぐ – 2 –

と、2回に渡って紹介してきた、21_21 DESIGN SIGHTで展示されている「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh –」展ですが、内容も、展示方法もどれも素晴らしかったのですが、中でも私が一番心を奪われたのが、プロデューサー兼キュレーターのシンさんの以下の言葉。

この世には無限の白が存在する
ジャスミンの花びらの白
海泡の白
8月の月の白
ホラ貝の白
雨を降らせたあとの雲の白

一枚一枚違う表情を持つ手作りのカディ。白は白でも繊細に違いをそれぞれ表現している綺麗な布。そんな無数の白が存在するカディをイメージしたとても素敵なことばで、それぞれの白の美しさを想像するととても優しい気持ちになります。なぜ私が心を奪われたかと言うと、「白」なんです。

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Culture•Design

Khadi インドの明日をつむぐ – 2 –

カディ
2018-05-07 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回はKhadiについてご紹介しましたが、こんな素晴らしい文化を伝えてくれたのが、プロデューサー兼キュレーターのマルタン・シンさんです。

20年前、カディは存続の危機に瀕していたそうで、シンさんは自国の伝統を現代に復興させるために様々な活動を行いました。そして、今やカディは高級ファッションブランドにも採用されるほどになったそうです。素晴らしい文化や素材があっても、その素晴らしさに気づいて伝える人もまた重要なんだな、と気づかせてもらいました。

マルタン・シンさん
マルタン・シン

世界各地でカディの展示が行われているようで、21_21 DESIGN SIGHTでの展示方法も素敵だったのですが、中でも「スワッチ+カタログ」で、2002年1月30日(ガンジー54回目の命日)に開催された「KHADI: The Fabric of Freedom」展で、100部限定でつくられたカタログが印象的でした。108枚のカディの見本帖のようなもので、デザインもとても素敵です。シンさんのプロデュースのセンスのよさもカディの復興に大きな役割を果たしているんだな、とも思いました。伝える手法もとても大事ですね、勉強になります。

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Culture•Design

Khadi インドの明日をつむぐ – 1 –

カディ
2018-05-06 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

現在、21_21 DESIGN SIGHTで展示されている「Khadi インドの明日をつむぐ – Homage to Martand Singh –」に行ってきました。

Khadi(カディ)とは手紡ぎ手織りの綿布のこと。全ての工程が手作業で行われ、その起源はインダス文明にまで遡ると言われています。また、一枚一枚表情が違いぬくもりが感じられるとても素敵なテキスタイルです。

チャルカと呼ばれる糸車は各家庭に必ずあるんだそうです。そして、非暴力、不服従で有名なインドの政治指導者マハトマ・ガンジーの有名な写真に、糸車を引いているものがありますが、カディはインド独立のシンボルとなっているんだとか。
※イギリス製品の綿製品ではなく、伝統的なインドの綿製品を着用することを呼びかけ、独立をうながしたことによる

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Culture•Japan

夏の始まりです

Summer
2018-05-05 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

二十四節気では今日から「立夏」です。「夏が立つ」ということで、夏の兆しが感じられ青空と爽やかな風が気持ちのよい季節です。

それから、この時期の七十二候は以下の通りで、動植物も活発に活動し始める雰囲気が伝わってきます。なんだかワクワク。

【立夏】
初候 – 蛙始鳴(かわずはじめてなく)
次候 – 蚯蚓出(みみずいづる)
末候 – 竹笋生(たけのこしょうず)

それから今日はこどもの日ですね。最近ではデザイン鯉のぼりも見かけるようになりました。
時代に合わせて文化が引き継がれていることはとても嬉しいです。
※写真は東京ミッドタウンの鯉のぼり

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Culture•Design•Japan

ブルーノ・タウト「熱海の家」- 3 –

旧日向別邸
2018-05-04 by youseeaandiseeb 2件のコメント

※画像はブルーノ・タウト「熱海の家」(旧日向別邸)からの景色

今日はブルーノ・タウト「熱海の家」 1 / ブルーノ・タウト「熱海の家」 2 の番外編。

前回のブログで、タウトの熱海の家(旧日向邸)を見学するときに、ボランティアのガイドさんがとても丁寧に教えてくださることも紹介したのですが、今日はそのガイドさんが教えてくれた素晴らしい学びを紹介します。

桂離宮、伊勢神宮、白川郷などに美を見出し、数寄屋造にインスパイアされ、著書を発表して世界にその素晴らしさを発信したタウトですが、日本建築のどういうところがそんなにも魅力なのか、というお話です。

ひとつめは、その<地味さ>。
桂離宮は別荘、伊勢神宮は宗教施設にも関わらず、質素でシンプル。余計なものはなく、自然素材を活かしその色合いも控えめです。片や、西洋の別荘や宗教施設は豪華絢爛で派手なもので日本のそれとは正反対。建物は日本は地味、西洋は派手なのですが、衣服はどうでしょうか?かつての日本の衣服と言えば着物です。そう、とても華やかです。上流階級の人ほど色彩はより鮮やかに、何層にも重ねて着飾り、髪型も大きく派手になります。そして西洋の衣服と言えばドレスですが、中世貴族などは以外と地味です。色合いは落ち着いていてシックなものが多いです。

日本は地味な空間に、華やかな衣服が映える文化。そして、西洋は華やかな空間だからこそ、落ち着いた衣服がマッチする文化。なるほど、両方とも上手にバランスが取れている。

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Design•Japan•Travels

ブルーノ・タウト「熱海の家」- 2 –

旧日向邸
2018-05-03 by youseeaandiseeb コメントはまだありません

前回はブルーノ・タウトについて紹介しましたが、今日は「熱海の家」(旧日向邸)についてです。

アジア貿易で活躍した日向利兵衛さんが依頼主。ちなみに、木造二階建ての母屋の設計は、東京銀座の和光、東京上野の東京国立博物館、 愛知県庁などの設計で知られる渡辺仁だと言うから、この日向さんは文化・芸術に詳しくてセンスがよい方だったんだと想像します。そして、「製作費用はいくらかかってもよいので、好きなようにつくってください」と言ってタウトに発注したとのこと。タウトを信用して全て任せ、金銭的な面でも制限がないだなんて、夢のようなプロジェクト。いいものを作るには依頼主の理解も必要だよね、なんて考えさせられもします。

この「熱海の家」は「別邸の地下室」と紹介されることも多いのですが、地下室という名の「社交場のための離れ」の方が実物を説明するのには合っている言葉だと思います。大きく分けて3つの部屋がありますし、真ん中の部屋には大きな窓があってそこから太平洋が一望できる、なんとも贅沢な「地下室」空間なのです。

旧日向邸

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ゆうこ
東京在住のグラフィック&デジタルデザイナー。
ものづくり、文化芸術、旅、そしてたまに宇宙についてのブログです。
私の視点を通して、この豊かな世界を紹介していきたいと思います。
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